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2013/05/27

真綿の空気

叫ぶ言葉も、怒る相手も見当たらない。

感謝はするけど、信じる神は何処にもいない。

諦める覚悟もなければ、戦う勇気もない。

漠然と取り巻く時代の空気。

ネットをひらけば多種多様な価値観がひしめきあってる。

余りにも多くの言葉。
余りにも多くの欲望。
余りにも多くの盲信。
余りにも多くの正義。

知れば知ろうとする程ぬかるみにはまっていく。
知れば知ろうとする程分からなくなる。

急激な進化は歪みを産む。

グローバリズム、インターネットという超能力は人間の心にはまだ早いのではないか。

心なくして人に在らず

モニターの向こうの余りにも多くの言葉は僕の隣人なんだろうか。

そんな事を思いながら執筆中。

やっぱり答えは心の中。

僕は僕の望む事をやるしかない。

そう思った瞬間に僕の姿はこの時代の空気の中に飲み込まれる。

僕は…この余りにも多い言葉を隣人として愛せるだろうか。

もっと静かにならなければ。

本当の答えは心の一番奥底真ん中に座っているんだから。

僕は子供達に何を伝えよう…

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