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2014/09/25

音楽朗読劇【動物の謝肉祭】終了いたしました★

2014/9/23に西南チャペルで行なわれた西南チャリティーコンサート無事終了いたしました★

御来場くださいました皆様、また出演された皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

今回は初めての朗読劇という事で、かなり緊張しました。

でも何とか「噛まず」に(当たり前だけど)丁寧に演じられたと思います。

そしてピアノの大城綾子さん・工藤真美さんの素敵な演奏。素晴らしかったです。美しかった。

効果音の今村先生・堀口先生、僕の無理な注文に全霊で取り組んでいただきありがとうございました。本当に動物たちがそこにいるかのようでした。

朗読の中村公美さん。信頼したそれ以上の演技、ありがとう。身内なのでこれくらいにして(笑)

イラストのyuka shimomuraさん、舞台に華が咲きました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。



【動物の謝肉祭】イラスト:yuka shimomura
今回イラストレーターとして【yuka shimomura】さんが
素敵なイラストを全楽曲に書いて下さいました。
女優としても活動されている方でイラストは
Twitter:@14shimomura
の方で公表されているようです。
皆様是非他の作品もご覧下さい。



観に来て頂いたお客様からも沢山のお喜びの声を頂きました。

心血注いで創った想いが報われました。

本当に有難うございます。


さて、少しだけ脚本のお話を。


この動物の謝肉祭。

当初出演のお話を頂いた時は、謝肉祭の「ありものの絵本」を僕が朗読するという依頼でした。

ですがそのありものの本はどちらかというと子供向け(小学校低学年)に書かれたものであり

今回のコンサートの客層にあまり合わないですね・・・と打ち合わせの時から話しており

「うーん・・・どうせなら・・・僕が・・・書きます・・・か?」

半ば「俺・・・出来るのかなぁ・・・また地獄が始まるぞぉ・・・」

とビビリながら名乗りを上げたのを覚えています。


という訳で、新たに【動物の謝肉祭】に新ストーリーを書き下ろすことに。


内容はご覧になられた方はお分かりと思いますが

「ある少年の愛と再生の旅」といったところでしょうか・・・


この世の生ける全ての人が不条理と悲しみを経験します。

それがいつなのか分かりませんが、必ずそれは訪れます。

それは理想からの挫折なのか、愛する誰かの死なのか、人それぞれあると思います。

今回僕は中高生に向けて書きました。

一番多感な時期ですね。

自分と世界の境界線がまだ曖昧で、それを探す時期。

僕自身がそうでしたから。

そしてある部分は「あの頃」を忘れてしまった、気付かないうちに落としてしまった

大人達にむけて。

「本当の音を聴くこと」
「本当の言葉を聴くこと」
「偽りの中に身を置いて人生を哀しく過ごさないこと」
「本当の想いを伝えること」
「本当の幸せを失くさないこと」

どれも生きていると難しく思えますが、僕自身失くさないようにいつも気をつけています。


そして観てくれた方が

今日より明日、少しだけ優しい気持ちになれる様に。

今日より明日、少しだけ人の哀しみを感じれるように。

今日より明日、少しだけ幸せを見つけれるように。

そのお手伝いが少しだけ出来るように。

そう思いながら書きました。


うーん、こんな事言っていますが

僕はずるいし弱いしそんなに優しくないです。

だから余計にそう思って、作品を創るんでしょうね。

本当にそうありたいと思います。




こんな僕でも少しは誰かの役にたってるんだろうか。


そんなありきたりな疑問の中に身を置く僕の

切なる希望の物語でした。



ありがとうございました。



最後に、こんな僕に居場所をつくって下さった今村恵子先生。

本当にありがとうございます。

もっともっと精進します。

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