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2018/09/19

【DAIKU GASSHOW】終了しました★その1?

DAIKU GASSHOW



全公演、無事に終わることが出来ました。



ご来場下さいました皆様、関係者の皆様、スタッフ&キャストの皆様、本当にありがとうございます。



心よりお礼申し上げます。



ありがとうございました!








、、、



、、、



はー、終わったー。



やっぱり舞台はてーへんだー(笑)



終わった後、脳みそバリーンってなるー。



その話を打ち上げでするとバンさんに、ちょっとなに言ってるか分からないって言われた。



なるよー。ジュイーンって。




今回、再演を望む声の多いこと。



大変嬉しく思っております。



ただ今再演に向けて、なにやら動きがあるようです。



信和さんの最高の大道具、とってあるので大丈夫!



沼口さんの最高の音楽、データなので大丈夫!



もっと色んな人に観てもらいたいな。






さて、ここらで文字数制限のないブログの良いところで、少し、内容のお話を、、、(めったに書かない分、長文だよー)




まず、一番最初に考えてたことは



「全くの素舞台から最終的にでっけー建物がどっかーんって出来たら、度肝抜かれるよね〜。」



でした。



で、なんで建てるのかっつーと「衣食住三部作」みたいなのが出来たら良いなぁと、やんわり考えてて、【DAIKU GASSHOW】は、その「住」の部分。



その次は



「大工だから第九に合わせてライブで建ててったら面白いよねー」



という安易な発想でした(笑)



でもこれ、のちに聞くと既出らしく、既に【大工×第九】はやられてるらしいとの事で、残念だったけど、アイデア自体はまあ、単純なので被るちゃ被りますね。



それで、次に考えたのが、【誰が演奏するのか】でした。



今回、主役の「慎之介」というキャラクターは最初、普通の男の子でした。



で、プロットや台詞を書き始めてすぐに「なんか違うぞ、、、」と。



今回の第九の演奏は、何というか「脳みそぱっかーん!煩悩どっばーん!なにこれー!」な演出にしたかった。



1999年の師走。


なんだかごちゃごちゃしたあの時。



その雰囲気を第九の演奏にのせたかった。


あの「いい未来」がくるのか「わるい未来」がくるのか分からないあの時を。



そんなごちゃごちゃをまとめる指揮者って何だ?



やっぱり見えない明日を見つめる人間って何だろう。



この時、どこかで聞き齧った一つの言葉が、それはもう電気がショートするようにバチバチーって頭に響きました。



「あいえす」



あれ?なんだったけ?



「あいえす、アイエス、IS、、、そうだ、確か、中性の人達だ。」



そうだ。



男でも女でもない。そしてどちらでもある。



そんな人が奏でる音楽が聴きたい。



そんな人が視る景色を視てみたい。



慎之介、僕はきみに会ってみたい。




それからはISの勉強と、どう描くのかの戦い。



今までジェンダーに関する知識は殆ど「なんとなく」で済ませてきてました。



今回、ジェンダーに関する勉強をすればするほど、知れば知るほど、自分が変わっていくのがわかった。



なんというか、、、優しくなれた。



慎之介を通して、慎之介を描くことで、僕自身も優しくなれた。



それがとても嬉しかった。



ありがとう。




そして次に【誰が慎之介を、演じるのか】ですよ。



主演のSO君は、もう本当に、僕の想う慎之介。



慎之介そのもの。



彼とは、56年前博多座で共演して以来。



その時はあまり絡む事なく、それっきりでした。



ずっと「慎之介を誰にお願いするか」と悩んでた時、他劇団のある舞台の稽古中だったのかな、出演者の人に用があって、部外者の僕は稽古場の外でウロウロ困り果ててた時に、たまたまSO君が出てきて、SO君にその出演者を呼んできて貰うように頼んだんです。



もうね、カミナリ。



「あーーー!いたーーー!慎之介がいたーーー!」



ですよ。



胸を撃たれるとはこの事。



その他色んな奇跡に恵まれ、無事、慎之介くんに出会えました。








そして慎之介におねーちゃんが欲しいなと思い、【gift】の仲宗根治枝の弟?妹?にしました。




もうバカソネこと中村公美ちゃんとSO君の相性の良いこと良いこと。








そこから、この二人を中心に物語を進めていくことに。



あとはキャストの皆さんから「台本はまだか〜、ラストはどうなる〜」のプレッシャーの中、ぎいい!ってなりながら書きました。



本当に最高のキャスト陣でした。







ありがとう。




数え上げればキリが無いほど、言いたいこと、書きたいことはあるけど、最後に、、、





みんなに会えて良かった。





あなたに会えて良かった。





生まれて良かった。





本当にありがとう。








2018/09/19   鶴賀皇史朗







追伸



あ、今日はSOくんの誕生日らしい。



お誕生日、おめでとう。



生まれてくれて、ありがとう。



またね。





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